月日に所属する三浦塗装工業組合のCSR活動をしました。
これまではボランティア活動でしたが、ただ塗るだけでなく新塗料や道具の勉強の場にもしたい
しかし、そうなると純然たる慈善事業と言えるのかという疑問もあり、この活動は組合が社会に行う道義的責任を果たすものではないかという考えもあり、これからはこの呼称が主流になるだろうという思いもあって組合に呼称変更を提案して満場一致で変更になりました。
今回やらせて頂いたのは日ごろ例会でお世話になっている南下浦市民センターの階廊下壁面。
組合員に不幸な事故があったことあり、当初の予定とはだいぶ遅れました。
着工前の壁面の様子です。
今回は場所を決めてから塗料を決めました。
その結果、付着した汚れを清掃しやすい低汚染型塗料に決定。
SK化研さんと関西ペイントさんに塗料を提供して頂きました。
こうすることでメーカーさんにも実際に使ってもらって商品を知ってもらう事が出来ますし、組合員も実際に使って学ぶ事が出来ますので施主さんに提案しやすくなります。
SK化研さんからは「セラミフレッシュIN」を、関西ペイントさんからは「クリーンテックスSi」をご提供いただきました。
色は日本塗料工業会の共通色見本帳から指定させて頂きました。
まずは養生とひび割れの処置。
そして塗装です。
右面と左面で使用する塗料を分けて、将来それぞれがどのように変わっていくかも検証します。
これで三浦市が塗料を選択する一助になります。
今回は大塚刷毛さんより新製品の刷毛「プラグレハード」とおススメのローラーをテストサンプルとしてご提供頂きました。
実はプラグレハードもその前身のプラグレも弊社では早期から導入済み。
しかし、組合員はほとんど使った事が無いそうなのでイチオシして大塚刷毛の担当さんにお願いしました。
ローラーは使用する塗料に最適と思える物をお願いしたら、平滑面には素晴らしい仕上がりをしてくれる「マイクロエース」が頂けました。
もちろん弊社では早期から採用済み笑
刷毛もローラーも使い心地を試しながら塗装します。
CSR活動でも真剣にでも楽しく作業します。
そして打ち合わせの時に「これが起きたら笑えるよね」と言ってた事が起きました
なんと共通色見本で指定したにも関わらず、SK化研と関西ペイントで仕上がりの色が違っていました
塗料固有のカタログの色で違うメーカーに頼むと微妙に違う事がありますが、日本塗料工業会の色見本帳から選択した場合あってはならない事なんです。
壁の分け方は考えたので一般の方が気付く事はほとんどありません。
しかし、メーカーさんには今後の事もあるので原因を検証して頂かなくてはならないので円柱だけ分かりやすいように塗りました。
全面協力して頂いた館長には御礼申し上げます。
今回は場所から塗料を決めたので、次回は塗料からやる場所を決めようかな
それをみんなで話すのも面白いし勉強になる
三浦塗装工業組合のメンバーは以下の通り。音順
正会員 浅葉塗装工業所、岩野塗装店、三栄塗装、平建装、三堀塗装店
準会員 荻野化成、ニチモ・サービス、PAINT下里