三浦市観光解説板その9
「白秋文学コース・ひきはし 引橋の茶屋のほとりをいそぐとき ほとほと秋は過ぎぬと思ひき 山峡に橋を架けむとかがやくは 行基菩薩か金色光に 三崎における白秋足跡の北限がこの引橋です。このあたりは三浦一族の居城、 新井城の要…
三浦市観光解説板その8
「白秋文学シリーズ・諸磯 この一帯は、人文、自然科学の資料として不思議と堅いものばかりが残ってい ます。諸磯式土器の出土。大地震による諸磯隆起海岸など。この堅い諸磯の風 土に詩情に富んだ文学作品を遺したのは、白秋でした。…
三浦市観光解説板その7
「白秋文学シリーズ・二町谷 寂しさに浜へ出てみれば波ばかり うねりくねれりあきらめられず 大正二年一月白秋が死を決意してこの浜を彷徨したときの一首です。 不盡の山れいろうとしてひさかたの 天の一方におはしけるかも 三崎に…
三浦市観光解説板その6
「三崎城跡 このあたり一帯は城山といい、古城の跡である。三崎城は海にのぞみ丘陵に 地の利を得、土塁、空掘をいく重にも組み合せた中世の山城で、築城の年月は 不詳であるが永正十五年(一五一八年)七月十一日北条早雲に敗れた三浦…
三浦市観光解説板その4
「城ヶ島灯台 城ヶ島灯台の歴史は古く、慶安元年(一六四八年)、当時三崎奉行であった 安部次郎兵衛が徳川幕府の命によって航行する船のために島の東端安房崎 に烽火台を設けたのが始まりで延宝六年(一六七八年)にこれを廃して、島…
三浦市観光解説板その3
「岩堂山 三浦市内には山岳といえるほどの高い山はなく、いずれも丘陵程度ですが、 この岩堂山は三浦半島南端では最も高い山で海抜八九.九メートルです。 晴れた日、頂上からは房総半島、伊豆連峰、そして伊豆大島が眺められ、夏は …