2年ぶりの視察

22~24日まで三浦商工会議所青年部の視察旅行に行ってきました。

特に22・23日は三陸鉄道フロントライン研修に参加。
2年前にも参加しましたが、今回は前回と出来る限り同じ所を回ってもらいました。

回ったのは島起から陸前高田市へ南下しながら、ガイドさんの説明を聞きながら、時には2年前の事も聞きながら見て回りました。
被災した建物や流された車や船舶はほとんど撤去されていて、2年前に比べるとさっぱりしていました。
それに高台移転の為の造成工事も始まっていましたし、公営住宅の建設も行われていました。

海に近いところは居住禁止区域とされているが具体的にどこまでというのは決め切れていないのがほとんど。
漁師さんですら漁師小屋をそこに建てられても住まいはダメなんです。
商業施設も建てれますが、住まいはやはりダメです。

つまり造成工事に2~3年、それから家を建てて住むとなるとさらに年数が掛かります。
結局、5年はまだかかる。

2年でここまで片付いたのかと思うと同時に2年でまだここまでなんだと思いました。

決して順調に復興が進んでいるわけではありません。

自分が出来る事を考え、何を活かせるかを考えながらこれからも被災地を思い続けます。