弊社で標準仕様として採用している錆止め塗料は変性エポキシ錆止塗料でロックペイント製の「サビカット」です。
この類では最初は日本ペイントの「エスパーワン」を採用しましたが速乾性のみで同日中に上塗りをしないと、塗った夜に結露があればすぐにサビが出始める代物でした。
(今は改良されたものが出ています。)
乾きは良いけど塗りづらい、乾きが早すぎて刷毛目が出過ぎるなど、この類の塗料ならではの問題点がいろいろありますが、1液型の錆止塗料としては性能は高い。
いろいろと使った結果今の「サビカット」に落ち着きました。
そのサビカットのラインナップに「サビカット・プラス」が追加された。
主剤と硬化剤を混ぜて使う「2液型サビカット」への変更も考えていましたが、この製品は1液でかなり2液型に近づいたそうなので今度はこれを試してみようと思っています。
実際に使って塗り具合や乾き具合等をチェックして納得できれば採用です。
色は変わらず「白」です。
昔は錆止と言えば赤さび色が当り前、よくて灰色。
だからそれを見た事がある人は白の錆止めに驚かれる事もあります。
白色は下地の色を隠す隠ぺい力が弱いんですが、防錆能力は色によって変わる事はないんで問題なし。しかも上塗りが白色系の場合他の色よりも仕上がりの発色が良い。
どんな感じの錆止めなのか?楽しみです。