6月に塗り替え工事をさせていただいた物件の屋根には外壁に使う塗料と耐久性を合わせるために遮熱のシリコン塗料を使用しました。
過日、施主さんとお会いした時に感想を聞かせていただけた。
「この夏は異常に暑い夏。
二階の部屋も暑いには暑かったです。
でも、例年の暑さとは違っていました。
遮熱の効果が出ているんだと思いました」
ウチでは塗り替えに使用する塗料を選ぶ基準に「塗り替え周期が近いこと」があります。
特に法が改正され、二階の屋根の塗装となると落下防止処置が以前にもまして必要となり、結果として簡易形態でも足場を組み上げるようになります。
ならなおのこと、外壁と屋根の塗装周期が近いほうが足場を何度も組むコストが削減できます。
今回は遮熱機能よりも耐久性を重視しての選択でしたので、遮熱機能は付加価値というよりオマケに近いのかもしれません。
それでも住んでいる方がその付加価値を感じていただけだ事は嬉しいですね。
きっちりと遮熱効果を得たい場合は断熱塗料を塗ってから遮熱塗料で上塗りをすることになります。