窓の遮熱対策、その後

窓の遮熱対策、その後

塗ってみました。

状況としてはサンルームに面したガラスの引き戸に施工。

室内側ではなく、サンルーム側に塗装した。

施工順としてはまず油膜撮りで水を弾かなくなるまで清掃。

ガラスの周囲を養生して、ガラス一枚に必要な塗装量を計算して、デジタル

秤できちんと計量してから塗装。

一枚塗っては、次の一枚の使用量を計量しては塗装の繰り返し。

これで機能するために充分な量が付いているはずです。

ここで最も問題なのが「湿度」

今回は室内のエアコンを除湿で運転して、ガラス戸を一枚外してサンルーム

内に乾いた空気が流れるようにした。

作業時の湿度は68%、三時間後には50%代まで落ちてた。

おかげで塗膜が湿気を吸って白く濁る事もなく乾燥。

ただ、斜めによ~~く見るとローラーの通った跡がわかります。

んで、肝心の結果ですが・・・・

 

 

日差しが柔らかくなった!!と実感するまでには至りません。

ですが、エアコンを切った後の室内の温度の上がり方は以前よりも緩やかに

なってますので、ある程度の効果は出ているようです。

この塗料の欠点は湿度が70%を超えていると、乾燥時に湿気を吸い込んで

白く濁る事と車のガラス撥水剤のような臭いがある事。

湿度の点からはエアコンの効いた室内側を塗りたいけど、臭いがエアコンのフィ

ルターにこびりつかないとも限らないし、施工後1週間は吹き掃除等が出来ない。

室外に塗装しても効果は同じだけど、風雨にさらされるんで、もしかしたら1年で

塗膜が薄くなって効果が無くなるかもしれない。

さらに透明仕上げ何でUVカット率が100%なんてことは絶対にない。

出たばかりでこれから改良されて良くなっていくんだと思います。

ちなみに施工費はガラスの汚れ具合にもよりますが、5000円/㎡~になります。

対象のガラスは通常の透明なガラスのみで、強化ガラスやワイヤーの入っている

ようなガラスには施工出来ません。