海南神社塗装修繕その1

神奈川県重要文化財にして三浦総鎮守府の海南神社の塗装修繕工事を無事故で無事に終えることが出来ました。

 

昨年の月にお声をかけていただき、それから神社及び氏子総代会と打ち合わせを重ねて塗装仕様を決めて、五月に第期着工とし、夏の例大祭が終わり月末に第期も着工となり、月末をもって終了しました。

塗装仕様策定にあたっては海南神社が県指定重要文化財でもあるので、三浦市教育委員会より神奈川県教育委員会へ塗装工事に際しての注意点や制約について確認していただきました。

その結果を踏まえて、取引している問屋さんと現状を確認。 それから本工事のパートナーとして対応していただける塗料メーカーを選択していただき、適切と思える塗装仕様および使用塗料を提案していただきました。

中にはメーカーの担当者が「ぜひ自分の目で見させていただきたい」とわざわざご自分で現状を確認に来られた事もありました。 そして出来上がったプランの中には有名な神社の鳥居塗装で使用したものまで含まれました。

 

何度かの総代会での検討を経て絞り込まれたプランは、宮司および禰宜同席のもとで最終決定となりました。
使用が採択されたのはシリコン塗料でした。 これは一般住宅でも使われていますが、シリコン塗料の中でのランクは高いものです。

 

こうして塗装仕様が決まり色も大まかなところで決まりいよいよ工事となるのですが、着工中に中抜けして他の現場に行くことを避けたかった。

ですので予定が重なっている案件については施主に事情を説明してご理解いただき前倒しでやらせていただくことにしました。結果として喜んでくれる施主さんばかりでした。

そしていよいよ満を持して総勢名でこれに挑むことになりました。