梅雨は塗り替えに??

梅雨真っ盛りですが、良い天気が多い。
自分の感覚では梅雨が本格化するのは7月に入ってからの2週間ぐらいと思ってます。

んで、毎年5月ぐらいから聞かれるのが「梅雨は塗り替えに向いてないんでしょ?」の一言。
そりゃね、普通に考えれば梅雨=雨ばっかり、雨ばっかり=塗れない、だから向いてないとなるのは当然ですよね。
でも、梅雨の雨も梅雨以外の時期の雨も「雨は雨」、同じ雨です。
そして塗料は昔と今では大違いです。
特に変わったのが「乾燥時間」!

自分が入社したての頃の塗料は乾くのに数時間かかるので、降り始めと作業のタイミング次第では翌日になっても半渇きなんてこともありました。
でも今の塗料は塗り重ね時間が2時間ぐらいが普通、特に油性で2液混合型は塗装から1時間もすれば雨粒が当たっても問題ないことがほとんど。
そして気象情報の精度が上がったり雨雲レーダーもあるので、ある程度雨の降り出しを予測して作業をします。
ですから、梅雨だから塗り替えに不向きということは現代ではありません。
気になるのは降雨による作業の中断で全体の作業日数がちょっと長くなること。
これはそれだけ足場が長く掛かってることになります。
それが梅雨と秋雨の時期の注意点です。

降り始めれば雨が当たるところは塗らないし、降り具合次第では作業をやめる。
これは梅雨であろうとなかろうと変わらない。
つまり塗り替えに不向きな季節は無いと言えます。
大事なのは皆さんの家を思う気持ちです。