三浦市観光解説板その9

三浦市観光解説板その9

「白秋文学コース・ひきはし

引橋の茶屋のほとりをいそぐとき
ほとほと秋は過ぎぬと思ひき

山峡に橋を架けむとかがやくは
行基菩薩か金色光に

三崎における白秋足跡の北限がこの引橋です。このあたりは三浦一族の居城、

新井城の要害、北条早雲とのたたかいに橋を引いて敵の侵入を防いだといわれ、

三年にも及ぶ凄惨な攻防戦の故事にちなみ、引橋の地名がいまに残っています。

以前橋のたもとには名物の茶屋が賑いを見せ、街道をまたぐ見事な藤棚や、左

右の渓の木々が紅葉し、遥かに相模湾をへだてての富士は美しい景観で、三浦

名勝のひとつとして知られています。

茶屋は引橋 藤の花盛り
娘ざかりは 来て三崎

白秋は俗謡「沿海雑曲」の一節にこう詠んでいます。」

この看板があるのは引橋

三浦海岸もしくは三崎口方面から、旧県立三崎高校(ロックの学園開催場所)を過ぎて、

坂を下りきると三差路になっています。

そこから上り坂になりますが、少し上った右側にあります。

ちょうど三差路のところに別の看板がありますが、これについては後日書きます

 

 

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