昨日は午後からスタッフ全員で横浜大桟橋ホールで開催された「マルテーフェア」に行ってきました。
塗料ではなく刷毛や道具のメーカーさんが集まっての展示即売会です。
普段の作業で道具で改善できる事って多いんです。
あちこちのコーナーにはそれなりに人がいるんですが、不思議だったのが刷毛とローラーのコーナーが空いてた事。
ペンキ屋にとって最も重要な道具が刷毛とローラーです。
なのに空いている。
不思議な光景でした。
今回特に目新しい製品が出ていないって事もあるんでしょうが、それにしても??
昨今のリフォーム業者は刷毛やローラーですらDIYセンターで安さだけを求めて買っているようです。
それは刷毛やローラーの性能が作業の質や完成度にどんな影響があるのか考えてないからとれる行動です。
ほんのちょっとの補修だから安い刷毛でもいい、という事はあります。
しかし普段使いの刷毛やローラーがそれでいいというのはおかしい。
ウチはすでにメーカーが一番自信を持って送り出してきた、しかしちょっと高額な刷毛を使っています。
それはこちらの求める物を持っている刷毛やローラーだからです。
それでもすでに改善要求を出している物もあります。
しかし、この改善点も「ただ塗っている」ペンキ屋さんには全く理解できないでしょうし、住宅の壁面でみればその改善点に気づく施主さんもまずいないと思います。
でも、嫌なんです。
そこは直して欲しいんです。
よりキレイで良い塗膜を作りたいんです。
塗料の性能の向上にともない、昔のように刷毛だけで全てを塗る事は不可能といっていい状態。
だからこそ、改善してほしいんです。
普段でも販売業者を通じていろいろと調べてはいます。
でも、やっぱりメーカーと直接話せる機会はありがたいです。
今回もいくつか改善する事が出来たと思います。
その成果は、現場でしか分かりませんが。
それでもした方がいい。
そして、こういう展示会に行く事でいろんな情報を得て、その中からベストな物を選択していく。
知らなければ選ぶ事すら出来ませんよね。