ウレタン塗料やシリコン塗料で塗装する時に使うのがこのバケット。
まあ、だいたい2.5キロも入れれば満タンな感じになります。
このバケット１杯でだいたい４０分から６０分も塗装すると空になる。
今、サイディングの塗装で使っている塗料は塗料液に硬化剤を配合してから使ういわゆる「２液型」って塗料。
だからバケットが空になれば作りに行かなければならない。
業者によってはこの時間を惜しんでか、１斗缶で持ち歩いて塗装しているところもあります。
弊社で１斗缶をバケットにして塗装するのは、単層弾性塗料の場合がほとんどでサイディング壁の塗装時にはほとんど使いません。
その理由は、一つは大きすぎて持ち運びがしにくい事。
そしてもう一つは配合した塗料をより短い時間で使い切りたいから。
２液型塗料にはかならずメーカーが定める可使時間があります。
配合から使い切りまでの目安とされる時間ですが、これは配合された塗料がきちんと塗膜を形成する為にこの時間内で塗装してくださいというメーカーからの指標です。
例えば可使時間が２０度２時間なら配合から１０分で使い切ろうと２時間で使い切ろうと同じなのでしょうが、だったらより早い時間で使い切った方がいいです。
配合すればその時から反応は始まっていますから。
効率よりも品質を。
それに夏真っ盛りの時なんて、塗料を作りに足場から降りてきた時に給水も出来ますしね。
