ボークス VSMS 1/100「ダッカス・ザ・ブラックナイト」完成!約3か月かけて艶々に仕上げました!

ボークス VSMS 1/100「ダッカス・ザ・ブラックナイト」完成!約3か月かけて艶々に仕上げました!

ボークス VSMS 1/100「ダッカス・ザ・ブラックナイト」完成!約3か月かけて艶々に仕上げました

今回は、ボークスのVSMSシリーズ 1/100
「ダッカス・ザ・ブラックナイト」です。

5月7日に製作を始めて、完成したのが8月1日。
もちろん毎日作っていたわけではありませんが、結果的には約3か月かけての完成となりました。

まずは完成した姿から。

ダッカス独特の黒く鋭いシルエットと、各部に見えるフレームのメタリック感。
このキットは全体のプロポーションが本当に素晴らしく、完成させてディスプレイした時には
「やっと完成した!」という達成感と同時に、

「デカい!」

というのが最初の感想でした(笑)。

まずは下地処理をして仮組み

こちらは下地処理を済ませた後の仮組み状態です。

この段階で全体のバランスや完成後の立ち姿を確認しました。

ダッカスは可動モデルですが、今回は完成後にこのポーズ以外を取らせる予定がなかったので、
膝関節については製作途中で接着して固定しています。

改造らしい改造はしておらず、基本的にはキットそのものの良さを活かして製作しました。

キット自体の出来は素晴らしく、全体のプロポーションも申し分ありません。

ただしダッカスらしく、とにかく尖っています。

製作中には「これ、普通に手に刺さるんじゃないか?」と思うような部分もありました(笑)。

基本塗装はボークスの専用カラーを使用

基本塗装には、ボークスの
「F.S.S.カラーコレクション」から、
ダッカス用として用意されている専用カラーを使用しました。

外装には「ダッカス グリーンブラック」
内部フレームには「ダッカス フレームメタリック」
そのほか「ダッカス ブラッククローム」も使用しています。

また、指定色としてカイゼリン用の
「カイゼリン ブラックメタリック」も一部に使用しました。

ポイントになる黒については、
ガイアノーツの「EX-ブラック」を使用しています。

もともとのクリア系の成型色もとてもきれいなので、塗装を簡略化するなら、
ポイントになる黒だけを塗装してクリアーで仕上げるだけでも十分格好良くなるキットだと思います。

一番大変だったのは、とにかくマスキング!

今回の製作で一番時間がかかったのがマスキング作業です。

特に装甲の裏側にあるフレーム部分を塗り分けるため、
塗装済みの装甲面を細かくマスキングしていきました。

黒部分に関係するマスキングだけでも、
延べ10時間くらいはやっていると思います。

ダッカスは曲面や段差、細かな溝が非常に多いため、
単にマスキングテープを貼っただけでは塗料が入り込んでしまう心配があります。

そこで爪楊枝や先端の細いピンセットを使い、
溝の奥や段差までテープをしっかり押し込んで密着させました。

時間はものすごくかかりましたが、塗装後に恐る恐るマスキングを剥がしてみると……

黒塗料の滲み込みはまったくなし!

きれいに色分けされたパーツを見た瞬間は、
それまでのマスキングの苦労が全部報われたような気分でした。

あの瞬間は本当に感無量でしたね。

黒の艶はクリアー5回+研ぎ出しで仕上げ

今回、特にこだわったのが黒い外装の艶です。

クリアーにはガイアノーツの
「EX-クリアー」を使用し、
しっかりしたクリアー層を作るために5回吹き重ねました。

その後、最低でも3日以上乾燥期間を取ってから研磨に入っています。

まず2000番の耐水ペーパーで水研ぎ。

その後、コンパウンドを

粗目 → 細目 → 仕上げ目

の順番で使用して磨き上げました。

写真では肉眼ほど差が分かりやすくないのですが、実物ではかなり違います。

2000番で水研ぎした直後はいったん艶が落ちますが、
コンパウンドで段階的に磨いていくと、
黒の深みと映り込みがどんどん戻ってきます。

最後にはポリマーコーティングを施工して仕上げました。

黒い機体なので、ただ艶を出すだけでは形が分かりづらくなる可能性もありますが、
曲面に光が映り込むことで、ダッカス独特の造形がより強調されたと思います。

ガットブロウもお気に入り

今回、個人的にかなり気に入っているのが武装の
「ガットブロウ」です。

刃の部分にはガイアノーツの
「EX-シルバー」を使用しました。

こちらは本体のような研ぎ出しは行っていません。

吹き付けの段階で表面をできるだけ均しながら仕上げることを意識し、
塗装だけで滑らかな金属感が出るようにしています。

黒を主体としたダッカス本体に対して、
このシルバーの刃が良いアクセントになってくれました。

本体の黒は「塗装後に研ぎ出して艶を作る」

一方のガットブロウは「吹き付けそのもので表面を仕上げる」

同じ光沢のある仕上がりでも、作り方が違うところも今回面白かった部分です。

唯一の難点は……立たせること(笑)

完成度の高いキットですが、個人的に一番難しかったのは組み立てでも塗装でもありません。

立たせることです(笑)。

足がかなり細いピンヒール状になっているため、
きれいに自立させるのがなかなか難しいです。

ただ、キットにはスタンドを取り付けられるパーツも用意されているので、
安定した状態でディスプレイしたい場合はスタンドを使用する方法もあります。

今回は膝関節も固定して完成後のポーズを決めていたので、
なんとかこの立ち姿で飾っています。

約3か月かけて、無事完成!

5月7日にスタートして8月1日に完成。

マスキングだけでもかなりの時間を使い、
EX-クリアーを5回吹き、乾燥を待って水研ぎし、
コンパウンドで磨いて、最後にポリマーコーティング。

決して短時間で完成した模型ではありませんでした。

そのぶん、完成してディスプレイした時の達成感はかなり大きかったです。

そして、改めて完成したダッカスを眺めて思ったのは……

やっぱりデカい(笑)。

大変な製作ではありましたが、キットそのものの出来も素晴らしく、
全体のプロポーションや独特の造形も含めて、
完成させて良かったと思える一体になりました。

特に大量のマスキングがきれいに決まったこと、
黒の艶を自分なりに納得できるところまで仕上げられたこと、
そしてガットブロウの仕上がり。

どれも今回のダッカス製作で気に入っているポイントです。

長い時間をかけた分、
しばらくはケースの中で眺めながらニヤニヤできそうです(笑)。