現場の声

ウチは取引先に「こういう道具ないか?」、「このローラーこんな具合だから、こうなるローラーないか?」とかよく聞いてます。
持ってきた新製品にもかなり根掘り葉掘り聞いてそれから試験するかも決めてます。

そのせいでしょうか。
過日、大塚刷毛製造株式会社のウチの地区の担当から連絡があり、「現在販売を検討しているローラーがあるので意見を聞かせてほしい。ついては既に発売しているローラーの使っているところを映像に撮らせてほしい」とのこと。

検討中のローラーのサンプルを持ってきてもらい、実際に現場でいろいろ試してメリット・デメリットを検証。
すでに発売されてウチで使っているローラーの改善点も遠慮なく伝えました。
担当もウチが使っている道具についてはあらかた知っているので、「それならこれがいいですよ!」と言えない。
なぜならそれを使っていて、それの改善点を指摘したから(笑)

ウチにとってもローラーがどういう工程で作られているのか、それぞれのローラーにはどんな特性があるのかを確認できた。

塗料メーカーは道具や現場環境の事を考えずに塗料を作ってきます。
おのずとそれを塗るのに特化したローラーや刷毛は後手になる。
それを繋ぐのも現場で実際にその両方を使用している我々の役目。
そうすればお客さんの家をさらに守る事が出来る。