「桂」

刷毛には大まかに2種類あります。
水性用と油性用です。
今回紹介するのは油性用の刷毛です。

弊社でメインの油性用として採用しているのが大塚刷毛製造製「桂」。

毛のコシ具合がいい。
程よい反発がかえって塗り手の余計な力を抜いてくれて、実にスムーズに刷毛が動きます。
塗料の含みも問題なく、使っている最中に毛が抜ける事もほとんどありません。
この毛が抜けるというのが実に厄介で素人目には分からなくても仕上がり時に気になります。

以下、メーカーからのコメントを記載します。

「桂」・・・高級ペンキ仕様刷毛 合成樹脂塗料用
◇近年の速乾性の溶剤塗料より前、ペンキやOPと呼ばれる油性塗料が主流だった頃からの
ロングセラー商品です。
◇毛丈が長く厚みのある毛束全体で塗料をよく含み、それでいて均一に塗料を吐出すように毛
の配合を細かく調整してあります。
◇仕上がりを良くするため、職歴12~13年以上の熟練工が、丁寧な職人技で毛先をつけています。
◇現在一般的な刷毛に比べて、毛束が大きく毛丈も長いため、現在の速乾塗料ではより丁寧な手
入れが必要となります。
◇豊富な塗料含みで作業性を高めていますが、毛束が大きい為、刷毛捌きに苦労する場合もあります。
◇刷毛の扱いに精通した職人の為の道具です。