今回は取引先よりご依頼を受けた下駄箱を作る木板の塗装工事の事例をご紹介します。
設置場所の都合により、工場で塗装された板に仕上がりを似せることを目的に丁寧な工程を踏んで施工しました。
施工前の状態
施工対象の木板は無塗装の状態で、自然な木目がそのままの状態でした。
施工手順
下準備:表面の清掃と下地処理木板の表面を整えるため、軽く研磨して塗料の密着性を高めました。
着色塗装:ドイツ製のオスモを使用し、拭き取りをせずに薄く均一に塗装しました。
これにより、自然な風合いを保ちつつ、しっかりとした色味を出すことができます。
また、色味が会うことの確認の為に6色を用意してサンプル塗装を行い色を決めました。
仕上げ::クリアー塗装は床用の半艶仕上げのクリアーを2回塗装し、耐久性を向上させました。
研磨処理:クリアーの1回目塗装後、360番の耐水ペーパーで表面を研磨しなめらかな仕上がりを実現しました。
最終仕上げ:2回目のクリアー塗装を施し、最終の艶調整と耐久性向上を図りました。
施工後の仕上がり:塗装後は工場仕上げの板と遜色ない美しい仕上がりになりました。
木目を活かした自然な風合いを持ちながらも、しっかりと保護され耐久性が向上しました。
最後は運搬中に傷が付かないように木板1枚1枚をエア-クッションで梱包して取引先に納品いたしました。
木板塗装のメリット
耐久性向上:適切な塗装で木材を長持ちさせる。
美観の向上:工場塗装に近い仕上がりを実現。
手触りの改善:研磨とクリアー塗装で滑らかな表面を実現。
こういう塗装は以前は新築のキッチンのカウンターなどでよく行っていました。
木板の塗装を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
📞 お問い合わせ有限会社浅葉塗装工業所
📍三浦市三崎1-12-4
📞 046-882-5611